2026年7月3日(金)の初日を前に、出演の市川團子、中村壱太郎、中村時蔵が囲み取材に登壇いたしました。

衣裳をまとい、登場した3名。
アシタカを勤める團子は「初日を明日に控え、怖さ、わくわくする気持ちの両方を感じ、武者震いするような思いです」と、素直な気持ちを口にします。
「お稽古では、祖父のつくったスーパー歌舞伎という大きな目標に向かい、出演者とスタッフが一丸となり、皆で高い熱量で、意見を出し合って進む様子が印象的でした。
歌舞伎は工夫の歴史であると僕は思っています。スーパー歌舞伎から離れず、かつ原作の魅力を届ける作品づくりの重みを実感しながらも、期待に応えられる作品になっているのではと思いますので、毎日進化できるように勤めていきたいです」と、開幕に向けて決意を語りました。

サンを勤める壱太郎は、「素晴らしい原作、素晴らしい音楽という要素に恵まれ、ここからはそれぞれの役者にかかっていると感じています。
役を深め、突き詰めていくことで、それが未来の歌舞伎に繋がっていくと思いますので、世界に羽ばたいていける作品にしたいです」と、意気込みます。
「たくさんの名ぜりふや有名なシーンが盛り込まれるなか、時蔵のお兄さん演じるエボシ御前との、歌舞伎の女方同士では珍しい一騎打ちもあります。
サンは寡黙な場面が多いですが、唯一笑顔になれるのが、ヤックルを見たとき。
ヤックルがとてつもなく可愛いので、注目していただきたいです」と、みどころにも触れ、会場は笑顔に包まれました。

エボシ御前を勤める時蔵は、「偉大な作品に関われて、非常に光栄に思っております。
團子くんの周りにみんなが一列に並んで、話し合いながら進んでいく様子が非常に良いお稽古場で、お稽古が進むにつれ、あらためてこの作品の偉大さも感じました。
自然と人間たちとの共存が争いを生み、お互いが平和を願うなかで衝突が生まれる。
原作がもつ社会的なメッセージ性を、歌舞伎の舞台でも崩さずに取り入れておりますので、皆様にどう感じていただけるか楽しみにしています。
この作品を観て、古典の歌舞伎にも興味をもっていただけたら嬉しいです」と、温かいまなざしで語りました。

最後に團子は「スーパー歌舞伎の系譜を継いだ、過去作品のオマージュのような演出にもご注目いただきたいです。
また、スーパー歌舞伎の大きな魅力の一つが、話し言葉がほぼ現代語ということ。
これを機に初めて歌舞伎をご観劇いただく皆様にも、“もののけ姫”の世界を楽しんでいただける作品だと思っています。
千穐楽まで毎日、お客様に感動を届けられるよう進んでまいりますので、ぜひ新橋演舞場に足をお運びください」と呼びかけ、締めくくりました。
◆公演日程
2026年7月3日(金)~8月23日(日)
◆チケット発売情報
7・8月公演分: 好評発売中!!
© 1997 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, ND
